あいさつはコミュニケーションの第一歩

最近あいさつができない子が多くなってきていると聞きます。

あいさつをして、相手からあいさつを返されると気持ちが良いものです。反対にあいさつをしたのに、相手からあいさつが返ってこないと少し不快に思うかもしれません。

子どもたちが育っていく社会では、まず「あいさつ」ができないと、仕事にも影響を与えます。

あいさつはとても大切なコミュニケーションツールなのです。

あいさつができない理由は様々です

引っ込み思案で、自分から話すことができない場合もあります。

人との関わりが苦手で、うまく適応できない場合もあります。

人に関心がなくて、自分の世界に引きこもっている場合もあります。

単にあいさつが面倒だと感じている場合もあります。

何故あいさつをしないといけないのかわからない場合もあります。

どうしたらあいさつができるようになるのでしょう?

最近読んだ本に「あいさつは子どもを伸ばす魔法の言葉」と書いてありました。あいさつができる子に育てるためには、親が進んであいさつをすることが大切です。家庭環境は子どもの成長に大きな影響を与えます。親があいさつをしている姿を見て、子どもは無意識にあいさつをすることの大切さを学びます。という内容でした。

でも、家庭環境を整えるのを待っていたら、あいさつができる子どもを育てるのに時間がかかります。

いつまで待っても、できないかもしれません。

SST あいさつができるようにするには、どうしたら良いのか?

SSTでは、あいさつをする練習をします。

SST テーマ  自分から進んであいさつをしよう

1ロールプレイ

スタッフ2人でロールプレイをやってみせます。

A君が歩いていると、B君が「おはよう!」とあいさつをしました。A君は知らん顔で通り過ぎました。

2考えてみよう

B君のきもちは?」と問いかけます。

たいていの子どもは「嫌な気持ちになった」と答えますが、中には「別に何とも思わない、普通じゃん」と答える子どももいます。日常生活であいさつをしていない子どもは、あいさつについて無関心です。あいさつをしない状況に慣れているのです。

こういう子どもにはロールプレイに参加してもらいます。

自分があいさつを返してもらえない立場になると「不愉快だ」という感情が理解できるようになります。

あいさつをされるとどんな気持ちになるか?あいさつを返されるとどんな気持ちになるか?などを話し合った後に「どうしたら良いのか?」を話し合います。

3やってみよう

「どうしたら良いのか?」話し合った結果を実行してみます。

2人1組で子供達同士でロールプレイをやってみます。

A君が歩いています。B君が「おはよう」とあいさつをします。A君も「おはよう」とあいさつを返します。

ロールプレイをやってみた感想を発表します。あいさつのやり方について話し合います。

相手の顔を見て・聞こえる声で・笑顔であいさつをする。

中には「おはようだと先生には失礼だと思う」という、相手によってあいさつのやり方が違うと発見する子どももいます。

4練習してみよう

様々な場面でのあいさつを練習してみます。

様々な場面が書いてあるワークシートを用意します。

書いてある場面を想像しながら「その時のあいさつは?」に答えていきます。

言葉だけではなくて、実際にロールプレイでやってみます。見ていた人は感想を言います。

5ゲームをしよう

SSTあいさつスゴロクというゲームで遊びながらあいさつの練習をしていきます。

すごろくの「あいさつ」に当たると「あいさつカード」から1枚引いて、やってみます。

6ホームワーク

チャレンジカードは宿題です。

日常生活であいさつができるようにします。

場面 あいさつ その時の気持ち 相手の反応 などを書く欄があります。

1回でも良いので実際の生活の中でやってみることが目的です。

SSTは教室で学んだことを実際の生活で使えるようにすることがとても大切です。(般化と言います)

 

あいさつスゴロクについて

あいさつスゴロクは、あいさつをするゲームです。

スゴロクで進んだコマにカードの名前が書いてあります。

あいさつカード:様々な場面でどのようにあいさつをするのか?

アクションカード:ジェスチャーやアクションをする

場面カードSST場面が書いてあります(こんな時どうする?)

?カード:「好きな動物は?」など自分に関する質問が書いてあります

4つのカードの他に「2コマ進む」「3コマ戻る」などのコマがあります。

子ども達は、楽しく遊びながら「あいさつ」をする練習をすることができます。

これはオリジナルのゲームです。

SST「気持ちの良いあいさつをしよう」

SSTのワークシートです。どんな場面どんなあいさつをするのかを考えることが目的です。

「ありがとう」「ごめんなさい」がすぐに言える子に!

次回は「ありがとう」「ごめんなさい」がすぐ言える子どもに育てるにはどうしたら良いのかを考えてみようと思います。