SSTで上手な断り方を教える

SSTでは、断る時にどのように言ったら相手に嫌な思いをさせずに断ることができるかを考えていきます。

『生きにくさ』を感じている子ども達の中には、相手の感情を汲み取ることが苦手な子ども達が多いです。

相手の感情にお構いなしに無下に断ってしまうことがあります。

人間関係を円滑に築いていくには、断り方も大切なスキルだと思います。

 

SSTテーマ 上手な断り方

 

1場面:スタッフがロールプレイを見せます。

A君が帰ろうとしていると、B君が「今日一緒に遊ぼうよ」と言いました。A君はお母さんと一緒に買い物に行く予定がありました。A君は「無理!」と言って帰ってしまいました。

 

ロールプレイを見て感想を言う

「無理だけじゃ、なんで無理なのかがわからない。」

「せっかく誘ったのに嫌な感じ」

 

2考えてみよう

 

B君の気持ちは?」(あなたがB君だったら?)

「嫌だと思う」

「もう誘わない」

「なんで無理なんだ?って思う」

 

A君はどうしたら良かったと思う?」

「理由を言ったら良かった」

「ごめんと言ったら良い」

「今度一緒に行こうと言ったら良かった」

 

「断る時はどう言ったら良いかな?」

①相手に応えられない残念な気持ちを表す「ごめんね。」

②断る理由を言う「~だから行けないんだ。」

③自分にできることを言う「~ならできるよ。」

 

3やってみよう

2人1組でロールプレイをしてみます。

断る時にどんなことに気をつけたら良いのかを考えながら言葉を考えます。

断られた人は、どんな気持ちになったのかを発表します。

 

4練習しよう

断る場面が書いてある場面カードを引いて、2人1組でロールプレイをします。

 

5断るゲーム

大きな模造紙に絵を描いていきます。

画材はマジックです。

好きな所から絵を描いていきますが、画材が限られているので、交代で使わなければいけません。

画材を借りる時には「頼む時」のスキルを、頼まれた時には「断る時」のスキルを使って仲良く仕上げていくゲームです。

断る時に上手に言えるかどうかをスタッフが見ていきます。上手に言えた時は「スタンプカード」に「👍」スタンプを押していきます。

たくさん「👍」スタンプをもらった人が勝ちです。

 

6振り返り(「断り方」の学習の感想)

上手に断る学習をして気がついたことやわかったこと、感想などを発表します。

 

 

今回は「断り方」のSSTを紹介しました。

日常生活では、色々な場面で断ることがあります。

どうやって断ったら人間関係にヒビが入らずにできるのかを学習して実践できるようにしたいと思っています。

SST「断る時はどうする?」

SSTのワークシートです

SST断り方練習カード

断る時に気をつけることが書いてあるワークシートです

SST断る時は?場面カード

断り方の練習をする時に使用する場面カードです

 

郡山北小学校ことばの教室 中尾和人先生「教材倉庫」です

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